【第2部】第113回支援者のつどい・グループワーク
各グループ、意見交換のテーマを自由に設け、発表者を決めての意見交換。「避難者支援の事業終了について思うこと。終了を想定してやるべき事」についてできるだけ話し合いをおこなった。
■ グループワーク発表
<グループ1>
・支援の終了を見越して考えていかなければならないことが多くある。
・避難者特有のお金に関しての相談は発災後2、3年まで。現在は一般の方の相談と変わりない。今後、地域の支援者と避難者に対する支援者との間で情報共有したほうが良い。
・若い世帯は日中働いているので、お会いする機会がなく生活状況を把握しにくい状況。事業の終了だけでなく、今後担当者が変わる場合にこれまでの経過を整理する必要性があり、手段としてアセスメント方法については参考になった。
・避難者を地域へ繋いでいきたいが、避難者同士地元の方言で話したい思いがあり、交流会は大切な場となっている。
<グループ2>
・課題として、生活困窮や高齢者が抱える問題の増加し、避難者特有の問題は減少してきている。
・交流会では一定の参加者になっており、交流会に参加されない方との関係性を築けない。
・個人情報の問題もあり、民間団体だけで訪問することが難しい。
・支援終了を見据えて、常に交流会等で避難者からの情報収集を行い、繋ぎ先を見定めておく必要がある。
<グループ3>
・支援終了に向けて徐々に段階を踏んで内容の見直しをし、一定の期間を設けてアセスメントを行っていく必要がある。
・事業終了ありきではなく、避難者由来の課題を抱え支援を求めている方もおられるので、その観点を忘れず事業を行っていく。
<グループ4>
・アセスメントの中で、地域との繋がりを作っていく役割として社協以外は難しく、また職種を越えてチームで動くのは困難。
・普段から連携や、組織の壁を取り払う為に互いの団体への理解を深めるところが重要。
・心の支援を終わらせないためには、予算終了と共に打ち切るのではなく代案を立てて避難者に提案などを行うことも必要。
・最後に残る見守り世帯への支援終了の伝え方もソフトに行うことを心がける。
■ 菅野氏より講評
・事業の終了は支援の終了ではない。
・心のケアは直接被災に起因するもので外から見えにくいものである。
・被災者、避難者ではなくなるという事に対して明確な線引きができない一方で、事業終了という現実の難しさがある。
・岩手県は終了に向けて活動してきたが、全てを繋ぐことが叶わなかった。
・大規模災害であり、長期間の避難を強いられた方々を完璧に繋ぐことは困難だが、支援側と支援を受ける側で話し合い、可能な限り支援先に繋ぎ、何をどこまですべきかを合意していく必要がある。
【司会】
以上で、令和7年度第2回「避難者生活相談支援事業」支援調整会議及び第113回支援者のつどいを終了します。ありがとうございました。









