令和5年11月30日(木)に、山形県産業創造支援センターおよびオンラインにて「第104回支援者のつどい」を開催しました。話題となった概要を広く皆様にお伝えします。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
<参加者>順不同
中間支援団体 2団体
災害支援団体 1団体
情報支援団体 2団体
米沢市社会福祉協議会
山形市社会福祉協議会
南陽市社会福祉協議会
酒田市社会福祉協議会
山形県社会福祉協議会
山形市避難者交流支援センター
山形県復興・避難者支援室
福島県避難者支援課
東北財務局山形財務事務所
■第1部 情報提供
テーマ:「日常生活における身近な人権について」
講師:山形人権擁護委員協議会 人権擁護委員 植田 美由紀 氏
【司会】
・本日は第1部のゲストに人権擁護委員の植田さんにお越しいただいている。
・近頃は人権に関する問題が多くなっており、避難者支援においても様々な人権問題を含んでいる。人権について基本的なことを学びたいと思う。
・第2部は活動報告、課題の共有の発表お願いしたい。
【「日常生活における身近な人権ついて」
山形人権擁護委員協議会 人権擁護委員 植田美由紀 氏】
1.DVD「えっ!これも人権?」を視聴
2.人権講話
(1)「人権」とは
すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利
人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利
(2)人権侵犯事件 資料を基に説明
最近はインターネットの普及に伴い、その匿名性、情報発信の容易さから、個人に対する誹謗中傷、名誉やプライバシー侵害など様々な問題が発生している。インターネット上での人権侵害について、削除要請ができるのは法務局だけである。そのような場合は、費用がかからないので、法務局に相談してほしい。
(3)「人権擁護委員」活動について 資料を基に説明
平日8:30~17:15まで法務局人権擁護課内で面談、電話、インターネット、手紙(小・中学校向)による相談を受け付けている。山形市役所では毎月第2火曜日、山形市社会福祉協議会でも毎月第3木曜日の13:00~16:00まで受け付けている。
救済措置の内容としては、法律的な助言やアドバイスを行う関係者の紹介をする「援助」から、人権侵害を行ったものに対して改善を求める「説示・勧告」刑事訴訟法の規定により告発をおこなう「告発」など7段階にわたっている。
3.まとめ
身近な人権として、人権を尊重することの重要性を正しく知ったうえで、自分の人権、他人の人権を尊重することが大事である。
【質疑応答】
Q:以前「若い女性の防災ガール」という防災ガールが女性のための防災グッズを開発するドキュメンタリー映画を撮ったが、防災グッズに災害時避難所で女性が危険な状態になった時に吹く笛が入っていた。避難所で自然発生的にできるグループでは町内会長など男性が多いが、災害時に法務局とか人権擁護委員が巡回訪問する体制はあるのか。
A:災害の指揮を執るリーダー的存在に、なかなか女性がつかないことが多く、支援物資がマッチしないことがある。東日本大震災のときには避難された方には地元の民生委員が、仮設住宅には現地の人権擁護委員が見守り活動で回っていた。災害時は混乱していてどこに相談していいかわからない。そんな時、女性が組織のリーダーになることで参画し女性のための困りごと相談の窓口は増やす必要があると思われる。
Q:子どもの人権、女性の人権相談については、情報誌で紹介させていただいたが、相談時間に制限はあるのか。
A:基本的には決まっていない。法務局の係には3台の電話があって、職員が対応している。充分な時間が取れると思われる。
(司会):本日は情報提供をいただき、ありがとうございました。









