令和4年7月13日(水)、来場およびZOOMによるオンライン形式にて「第99回支援者のつどい」を開催しました。話題となった概要を広く皆様にお伝えします。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
<参加者>順不同
中間支援団体 2団体
被災地支援団体 1団体
保養団体 1団体
避難者支援団体 1団体
南陽市社会福祉協議会
酒田市社会福祉協議会
山形市社会福祉協議会
山形県社会福祉協議会
山形市避難者交流支援センター
山形県復興・避難者支援室
参加者数:13名(11団体)
■第1部 情報提供
テーマ:知っておきたい「老後の暮らしとお金」
提供者:ファイナンシャルプランナー 庄司 あきこ 氏
<老後資金2000万円問題>
・山形県の避難者は高齢の単身者世帯が多いようだが、老後不安が大きくなりやすい。避難しているにかかわらず共通した課題があるのではないか。
・メディアで話題になった老後資金2,000万円問題は、高齢夫婦無職世帯の平均純貯蓄額2,484万円から毎月の赤字額の約30年分を賄う予想額になっている。
・退職金の平均は1,700~2,000万円だが、会社の規模や勤続年数によるところが大きく、4社に1社は退職金が出ない会社もあるので、平均純貯蓄額も当てにならない。
・単身高齢避難者は賃貸住宅が多いので、住居費用の負担が大きい。
<どんな生活をおくりたいのか>
・現役時代の生活より8割位コンパクトにと言われているが、物価高やインフレが進んでいるので不安があるのではないか。
・孫への入学祝や結婚祝、元気なうちに旅行、また減築や住み替え、子供との同居によって必要なお金は変わってくる。
<老後にもらえる公的なお金>
・国民年金を40年収めると年額777,800円、月に64,817円支給されるが、この金額で生活は出来ないので手当が必要になる。
・厚生年金は65歳から満額もらえる。
・65歳未満の配偶者や18歳未満の子どもがいる場合、一定の条件を満たすと加給年金という家族手当がプラスされることもあるので年金事務所に確認して欲しい。
・原則70歳までは厚生年金に加入できるので、65歳以降 在職老齢年金をもらいながら働き、厚生年金を掛け続けると将来の年金額を増やすことができる。
<年金の繰り上げ受給 繰り下げ受給>
・1ヶ月繰り上げるごとに0.5%減額。例えば5年繰り上げて60歳からもらうと24%の減額なる。
・1ヶ月繰り下げるごとに0.7%増額。75歳まで繰り下げると184%の増額になるが、税金や社会保険料も増えてしまう。
<老後必要なお金>
・住居費…賃貸か持ち家で金額は大きく変わってくる。持ち家の場合はリフォーム、減築や建て替えが必要になる。また、サービス付きの高齢者用のマンションや、介護施設に入居するのかでも必要なお金は変わる。
・医療費…高齢になるほど入院日数は長くなり医療費は高くなる。65歳以上の1年間の入院日数平均が37.6日、医療費は約75万円になる。
・介護費…要介護度によって受けられるサービスが変わる。40~64歳は特定の病気によって介護が必要になった時に介護保険から給付が受けられる。民間の施設は金額が大きくなるので、調べて予算を立てるとよい。
・イベント費…どのように、何をしたいかによって金額は変わる。車の買い替え又は維持か、子供や孫への援助、旅行やレジャーはどうするのか、葬儀費用はいくら位残したいのかで、金額は大きく違ってくる。
<家族とお金>
・財産は可能であれば、オープンに話し合える関係性を元気なうちから築いて欲しい。
・親の介護が始まったら、介護休業給付を利用しながら仕事を続けることが、自分の年金受給の意味でも良いかと思う。
・相続問題は、お金がないから揉めないではなく、あるから揉める場合が多い。
・遺産相続は土地や家が多く、分けるのが困難で揉めてしまう。
【Q&A】
Q:年金の繰り下げ受給した場合、受給額が増える分税金もあがるのか。
A:受給で増えた分、税金はあがる。
Q:繰り下げした期間は年金の払い込みはどうなっているのか
A:年金は60歳で払い込み終了している
Q:年金定期便金額は60歳まで納めた場合の金額が載っているのか。
A:60歳まで納めた場合、この位もらえます。という見込金額が記載されている。









