山形県では、平成23年度から東日本大震災により山形県内に避難されている方へアンケート調査を実施しております。避難者の皆様方から御回答いただきました内容につきましては、本県の避難者支援事業に活かしていくと共に、避難元及び国への働きかけなどを行う際に活用させていただいております。なお、避難元の被災県や山形県内の市町村でも活用していただくため、各自治体へ情報を提供しております。
 
1 調査対象等
(1) 東日本大震災により山形県内に避難されている702 世帯
(2) 調査方法:郵送によるアンケート調査
(3) 調査期間:平成30 年7 月上旬~7 月下旬
(4) 集計数:200 件(H29:176 件)
(5) 回収率:28.5%(H29:24.3%)
 
2 調査結果のポイント
(1)家族状況は、「母子のみ避難」が前年の23.9%から20.5%となり、割合は年々低下
(2)山形での生活について、困っていること・不安なことは、「生活資金」が最多
(3)今後の生活の予定については、「もうしばらく山形県で生活したい」が43.5%で最多、
「山形県に定住したい」が30.0%で、合計、7割強の方が山形県に留まりたい意向
(4)約7割の避難者が心身に何らかの不調
(5)子どもを持つ親の半数以上は「子どもの進学や進路が心配」
(6)主に生計を支えている方の約7割は現在就業している
(7)県、市町村、ボランティア団体等による避難者支援は、7割が評価
 
★アンケート集計結果はこちら★
http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2018/09/copy5_of_23134649/press_file03.pdf
【お問合せ】
山形県環境エネルギー部 危機管理・くらし安心局 危機管理課 復興・避難者支援室
山形市松波二丁目 8-1   TEL:023-630-3100