山形県では、平成23年度から東日本大震災により山形県内に避難されている方へアンケート調査を実施しております。 避難者の皆様方から御回答いただいた内容は、本県の避難者支援事業に活かしていくと共に、避難元及び国への働きかけなどを行う際に活用させていただいております。なお、避難元の被災県や山形県内の市町村でも活用していただくため、各自治体へ情報を提供しております。

1 調査対象等
(1) 東日本大震災により山形県内に避難されている 1,083 世帯
(2) 調査方法:郵送によるアンケート調査
(3) 調査期間:平成 28 年 8 月下旬~9 月中旬
(4) 集 計 数:342 件(H27:445 件)
(5) 回 収 率:31.6%(H27:34.5%)
2 調査結果のポイント
(1)家族状況は、「母子のみ避難」が前年の約3割から約2.5割となり、割合は年々低下
(2)山形での生活について、困っていること・不安なことは、「生活資金」が最多。 
(3)今後の生活の予定については、「もうしばらく山形県で生活したい」が約4割で最多、
  「山形県に定住したい」が約3割で、合計、約7割の方が山形県に留まりたい意向 
(4)住民票の異動については、「全員が移した」が約4割、「一部移した」が1割弱 
(5)8割弱の避難者が心身に何らかの不調 
(6)県、市町村、ボランティア団体等による避難者支援は、約9割が評価 
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