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WEB管理者 さんの日記

 
2019
4月 24
(水)
16:55
第82回支援者のつどい【話題概要】第1部
本文
平成31年3月27日(水)、山形市男女共同参画センター5F 視聴覚室を会場に、第81回「支援者のつどい」を開催しました。話題となった概要を広く皆様にお伝えします。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

<参加者>
コミュニティ支援団体 1団体
食料支援団体     1団体
中間支援団体     2団体
カウンセリング団体  1団体
保養支援団体     1団体
寒河江市社会福祉協議会
山形県社会福祉協議会
山形県 復興・避難者支援室
山形市避難者交流支援センター
山形市社会福祉協議会
南陽市社会福祉協議会

参加者数:16名(12団体)/スタッフ:4名  計20名



■第1部 情報提供■
「帰還ママに寄り添った2年半」
提供者:元「伊達もんもの家」(NPO法人りょうぜん里山学校) 
半田 節彦 氏 

・避難者帰還者事業は3年である。震災直後は仕事をなくした方、地域ビジネスを立ち上げたい方の支援をした。
・阪神淡路大震災後、NPOに関わりたいと思い、福島NPOセンターの設立発起人になった。
・東北公益文科大学で、60歳から大学生活を送った。大学では、NPOの経営・公益法人の経営・分子生物学・宇宙論・エネルギー論などを勉強した。NPOの実践と理論を勉強して、福島に貢献したいと思っていた時に東日本大震災が起きた。NPO活動で自分の可能性を示したいと思った。
・最初は、自主避難者への積極的な支援の意味がわからなかった。自宅は、水道・ガス・電気がすべて使え、2日後にはガソリンを給油することができ、他県に避難する被災者の気持ちがわからなかった。
・当時の出会いや出来事は自分の修業の場であり、自分が変わることによって周りも変わる。自分はどう変わればいのか考えていた。
・自主避難の方はその家族も勇気を高く評価する。
・帰還したお母さんは、山形県は第2の故郷と話した。山形は道路も広いし施設も整い、人情が厚い。伊達市の親子も週末に山形に保養に行っていた。
・他県に避難したお母さんは、避難先でいろんな人と出会っていて地域づくりの担い手になる。持続的な地域社会を作るために、子育て経験のお母さん達の可能性を引き出したいと思った。
・苦労した点は、どこにいるのかわからない避難者の悩みや相談をまかされた事だった。
・NPO法人りょうぜん里山学校は、農産物が風評被害を受けない事を証明するための線量の測定が課題になっていた。
・一番の問題は安心と安全のギャップである。科学的な知見で住民を納得させる事はできず、安心と安全はちがう。
・2年半で伊達もんもの家は2冊の冊子を出した。2月11日発刊分は、避難者・帰還者に伝えたい想いで発刊した。帰還者はみんな割り切って生活していて、危機や震災に対してどう向き合うのかは今後のテーマだと思う。そこを取組みながら持続可能な地域社会を作っていく。
・平成30年度は、「こころの復興」事業をした。現地の放射線量をお母さんが自分達で測定をしている。交流事業も始めたが、最初は自分達との接点はなかった。そんな時、山形県で伊達市の避難者支援をしている事を「うぇるかむ」で知り、「伊達ママクローバー」のつどいに参加した。その時に伊達市に居場所を作ってほしいとの要望があり、最初の事業として取り組んだ。帰還したお母さんからスタッフになってもらい、大人4人子ども6人で活動をした。
・引きこもりや高齢者の居場所など、いろんな目的を持ち居場所を作らなくてはならない。
・避難者支援の改善点は、住民自らが問題解決に取り組み安心・安全な社会をつくること。そのために住民自らが放射能を見える化し、コミュニケーション環境を創出して自主的に問題解決する行動に協力する事だと思っている。
・伊達もんもの家で働いていたお母さん達が、働く準備のための「働くママのワークライフバランス」を昨年の4月に作った。今年の1月には伊達市の道の駅に「ライフフォーマザーズ」という任意団体を作り、子育て学びがスタートしている。自主避難者は帰還後、考えながら故郷を新しく作っている。
・避難は個人の自由である。その行動力に高い評価をしている。これから帰還する方にもつなげてほしい。
・原発事故がもたらしたメッセージは何か、危機・試練に対してはどう関わっていくのか、子育て世代を中心にした持続可能な社会を作るにはどうしたらいいのか、少子高齢化人口減少の中でどうしていけばいいのか、その中で総合的な知見を組み合わせながら新しい地域社会をつくっていく。
・手記を書いた避難者は、「自分は避難者ではない、生活の延長である」と話した。
・心を開く場をどう作るのかは課題である。線量の測定をしてもお母さん達は、線量の高さを口にはしない。その気持ちを受け止める。
・社会貢献をしたい。福島県はどんどん変わってきているので誤解している人が多く、きちんと話を聞いて、心を開く事もある。故郷で心をひらき自ら努力してほしい。
・皆さんの善意のつながりで、まだ避難中の方が一人でも今後がきちんと決まればよいと思う。

<質疑応答>
Qライフフォーマザーズの今後の展望を聞きたい。
A伊達もんもの家で活躍している方は山形で支援活動をしてきた。最初は不安・不信もあり、すぐになじめず反発していた。今はその方達が行政ときちんと情報を共有している。この8年での変化には深みがかかり、一定の成果を収めている。「ライフフォーマザーズ」は3つの事業があり行政と地域と一緒に活動し、来年の春にはカフェができる。

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